お客さまの「おいしい!」のために
渡邊正一さん
/飯塚市 /農業歴:10年
主な生産物:キャベツ・トマト・なすび・オクラなど
少量多品目(多くの種類を、少量ずつ生産すること)で野菜づくりをしています。夏場はトマトやなすびにオクラ、冬場はキャベツや白菜などです。同じ野菜でも、その季節に合わせて品種を変えながら生産し、お客さまに「おいしい!」と言っていただけるよう取り組んでいます。
季節によって、変わる味。
キャベツも、1年中同じ品種をつくり続けるということはありません。夏の暑さや冬の寒さ、それぞれの気候によって適する品種は違うからです。
中にはつくりやすかったり、形が崩れにくい品種もあります。ですがそれよりも、食感が柔らかくて、甘みが強いものなど、“おいしさ”を重視した品種選びをしています。
妥協はしない
野菜は手をかければかけた分だけ応えてくれます。失敗したときに“あのとき、こうしておけばよかった”と後悔しなくていいよう、日頃から意識しています。有機肥料を使用した栽培や、品種選びへのこだわりもその思いの表れです。手間暇をかけ、毎日汗を流しています。「妥協はしない」が、農業を始めたころからの信念です。
毎日、あなたの食卓へ
何より心がけているのは、商品は毎日出荷するということ。お客さまが買いに来てくださったとき、「商品がない!」ということだけは防いでおきたいからです。他の農家さんが出荷できないときにでも出荷できるよう、常に思考を凝らしています。
どの野菜がおいしいかはお客さまに決めていただきたいです。ぜひご賞味ください!