障がい者の方々と作る、おいしいお漬物
社会福祉法人筑穂福祉会 セルプちくほさん
/飯塚市
主な生産物:らっきょう漬け、ピクルス、ジャムなどの加工品
地元の野菜とレシピを使った加工品を、施設内の工房で生産しています。
施設の利用者さんたちが一生懸命作ったらっきょう漬けやピクルスは、どれも好評です。
地元のおばあちゃん伝授のらっきょう漬け
セルプちくほでは、障がい者福祉施設の利用者さんたちと一緒に、施設内の畑で育てた野菜を使った加工品などを作っています。らっきょう漬けをはじめ、ピクルスや、夏場はゴーヤの甘酢漬け、冬には柚子ジャムも作るようになりました。
「ルイちゃん家のらっきょ」や「醤油漬けらっきょ」など、らっきょう漬けは全部で4種類販売していて、どれもご好評いただいています。
セルプちくほのらっきょう漬けの特徴は「地元のおばあちゃんから伝授してもらった昔ながらの味」です。そうした味を守りながら、なるべく地元の旬の野菜を使った商品作りを心掛けています。
商品づくりが、利用者さんの喜びにつながっています
種植え・収穫・野菜の皮むき・洗浄・漬け込みや袋詰め…など、商品が出来るまでには多くの作業があります。利用者さんに、こうした仕事すべてに関わってもらい、できる範囲で活躍してもらいながら、みんなで力を合わせて一緒に商品を作っています。利用者さんたちにとって、生活の中に仕事がある、ということは、とても良い影響を生みます。責任感やチームワークを感じることが、喜びにもつながっていると思います。
目標は、ブランド商品を生み出すことです
これからも漬物作りに力を入れたいと思います。商品のバリエーションを増やして、もっと多くの人に私たちのらっきょう漬けやピクルスを食べていただきたいです。また私たちだけのブランド商品が作れたら良いなと思っています。
利用者の皆さんと一緒に作った商品が幅広く世の中に出ていくことで、障がい者福祉への理解が促進されることを願っています。一味違ったこだわりの商品を生産・販売していますので、ぜひ一度ご賞味ください。